【FIREにはお食事券!?】モスフードサービス(8153)株で年1万円分のモスバーガーお食事券をゲット!|優待券込み実質利回りを計算

モス 優待券

※先日『【FIREにはお食事券!?】吉野家HD(9861)を20年保有した結果|優待券込み実質利回りを計算』という記事を公開したところ、一部読者に好評でして、調子にのって今回は同じシリーズとして、私の好きなモスバーガー(モスフードサービス、8153)の優待券を取り上げました。


モスフードサービス(8153)は、ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を中心とした外食企業です。1972年に創業し、東京都品川区大崎に本社を置き、国内外合わせて1,700店舗以上を展開。生野菜はすべて国産、注文を受けてから調理するアフターオーダー方式を採用することで、高品質かつ安全安心なメニュー開発を強みとしています。

保有の経緯

昔からモスバーガーが好きなのです。10年以上、買うタイミングを狙っていたのですが、業績がパッとしない時期が続いていて、買い時感もなかったのでなかなか買えない状態でした。そうは言っても何も始まらないので、「応援」ということで2018年から購入開始。

2018/09/14 に2,907円で200株。
2023/02/06 に3,065円で100株。
2024/03/01 に3,543円で200株。

2018年の最初の購入後ですが、当時はあまり株価追ってなかったので(ほとんど証券会社にログインしてなかった)、知らぬ間に株価は2,000円台くらいまで下がっててその後いつの間にか回復。下がってるときに買い増しできればよかったのですが、放置の時期だったので仕方なしです。

投資額合計は1,598,500円で、2025年6月28日現在の評価額は1,855,000円。約16%のプラスです。

株主優待:500円相当の飲食券

モスの株主優待は飲食券です。保有株数に応じた枚数の500円分の商品券が年2回送られてきます。
継続保有3年以上(長期優遇)でさらにもらえる枚数が増えます。

保有株数継続保有3年未満継続保有3年以上(長期優遇)
100株2,000円(500円×2枚を年2回)3,000円(500円×3枚を年2回)
300株6,000円(500円×6枚を年2回)8,000円(500円×8枚を年2回)
500株10,000円(500円×10枚を年2回)12,000円(500円×12枚を年2回)
1,000株20,000円(500円×20枚を年2回)22,000円(500円×22枚を年2回)

私が、2023年に買い増ししたのは、300株以上保有で優待券が2枚から6枚になるため。で、2024年にさらに買い増ししたのは、500株以上保有で優待券が6枚から10枚になるため。なんだかんだで株主優待券でバーガーを食べる機会が増えてきたので、所有株をコツコツと増やしました。

次のステップとして、1,000株以上保有で優待券が10枚から20枚になるわけですが、私としては所有資産に対する一銘柄への投資割合が高くなりすぎるので、現状で打ち止めです。

実質配当利回りの計算(500株保有時)

優待券を考慮した実質配当利回りを計算してみます。
計算を簡単にするため「継続保有3年未満」ということにします。

保有株数が100株、300株、500株、1000株のときの計算をしていますが、
これらの4つの場合では優待券が株式数に比例しているのでどれも利回りは同じになります。

1株あたりの現在の評価額は3,710円、現在の通常配当金は30円(税引前)として計算しています。また、優待券を配当金と見なす際には税引前価格に換算(÷0.8)しています(あくまで便宜的換算です)。

計算結果はこのようになります。

保有株数投資額 (円)配当金 (円)優待券金額 (円)優待券相当 (円)合計収益 (円)実質配当利回り (%)
100株371,0003,0002,0002,000 ÷ 0.8=2,5005,5001.48
300株1,113,0009,0006,0006,000 ÷ 0.8=7,50016,5001.48
500株1,855,00015,00010,00010,000 ÷ 0.8=12,50027,5001.48
1000株3,710,00030,00020,00020,000 ÷ 0.8=25,00055,0001.48

実質配当利回りは 1.48% となります。

優待券を配当としてみなすと、通常配当金の1.83倍が、実質的な配当金となります。利回りも1.83倍です。

優待券があるからすごくお得!!!みたいなことはないですが、私としては実店舗で使えるという嬉しさで十分です。

おわりに

モス優待はFIRE生活におけるちょっとした楽しみや生活コスト削減に役立つ「実用優待」です。利回りは高くないものの、日常的に使いやすく無駄になりません。引き続き、日々の支出を抑えつつ楽しむFIRE投資生活の一部として活用していきます。

モスのIR資料によると、現株主の株式購入理由の第一位(約70%)が優待目的だそうです。モスバーガーの店舗がご近所にある方は、金融資産の一部だけでもモスにまわしておくと楽しみが増えると思います! ぜひぜひ!